いつもYAMAPをご利用いただきありがとうございます。
このたび、登山者が山岳環境の保全のために協力金を届けられる機能の実証実験を、北アルプスエリアで開始します。
登山道や山小屋、トイレといった山のインフラは、多くを地域の自治体や協議会が維持しています。その費用を支える選択肢として、すでに多くの登山者が利用するYAMAPアプリから協力金を届けられる仕組みを地域の自治体・協議会とともに試験的に始めます。
なぜ、この実証実験をするのか
日本の登山道や山小屋、トイレといった山のインフラは、その多くが地域の自治体や協議会の手で維持されています。しかし、その維持にかかる費用の確保が課題となっています。
北アルプスでは、登山口や山小屋などで協力金の収受が行われています。ただ、こうした取り組みの周知や、登山者が支援・協力できる手段は、まだ十分ではありませんでした。
YAMAPは、こうした現場の課題に対して「登山者がスマートフォンから手軽に協力金を届けられる仕組み」を提供します。協力金を受け取る主体は地域の自治体・協議会であり、YAMAPはその仕組みを支えるプラットフォームとして関わります。

自治体・協議会からの期待の声
この取り組みには、山を預かる地域の皆さんから期待の声が寄せられています。
中部山岳国立公園では、北アルプストレイルプログラムを通じ、持続可能な登山道維持に向けた取組を進めています。本実証事業は、登山道維持への協力をより身近にする新たな取組です。携帯アプリを通じて、登山道を利用する皆様へ直接情報を発信できることに加え、電子決済により気軽に協力いただける環境づくりにつながることを期待しています。多くの皆様にこの取組へのご理解とご協力をいただければ幸いです。——北アルプス富山側登山道等維持連絡協議会 会長・環境省中部山岳国立公園管理事務 所長 野川 裕史 様
これは「実験」です
YAMAPアプリからご支援いただけるこの機能は、まだ完成形ではありません。どのタイミングで、どんな形でお届けするのが登山者にとってより良いのか——その答えを探しながら、皆さんの声をもとにより良い仕組みへ育てていきたいと考えています。
実証実験の期間中は、対象エリアで活動された方へ、登山中や下山後にお知らせをお送りする場合があります。タイミングによっては、通知が重なって表示されることがあるかもしれません。こうした表示の頻度や出し方も、皆さんの声をもとに改善していきます。
使ってみて感じたこと、違和感、ご意見——どんなことでも率直にお聞かせください。皆さんと一緒に育てていく仕組みです。
※ 本件に関するお問い合わせ・ご要望は、下記よりお受けしています。
・お問い合わせ(返信あり)
・サービスへのご意見・ご要望(返信なし)
対象エリアと期間
- 対象エリア:北アルプス(富山県・岐阜県・新潟県・長野県※南部エリアを除く)
- 期間:2026年8月28日から
- 今後の予定エリア:くじゅうエリア(大分県)妙高(新潟県)
支援・協力の方法


- 協力金のお支払いは、登山前、登山中、下山後の上記のタイミングでお支払いが可能です。
- 金額を選んで、協力金を送れます(クレジットカード/Apple Pay/Google Pay)
- 協力は任意です。お支払いの有無が登山やアプリの利用に影響することは一切ありません。
- 北アルプスへの協力金の寄付はこちらから行うことができます。
お使いのスマートフォンのYAMAPアプリを最新版にアップデートしてご利用ください。
iPhoneアプリ:[バージョン 16.8.0以降]
Androidアプリ:[バージョン 16.8.0以降]
協力金の使い道

協力金は、支援先が受け取り、その70%が上記の使用用途に充てられます。30%相当額は、決済手数料(10%相当)と、この取り組みを安全に運営するための費用(システムの維持管理・運営管理、取り組みを知らせる告知・広報など)として、支援先から決済プラットフォームを提供する株式会社ヤマップに支払われます。
YAMAPによる開発・保守・運営があるからこそ、自治体・協議会は初期費用の負担なくこの仕組みを導入でき、長く続けていくことができます。
実証実験の期間中は活動費として30%をいただいていますが、本格導入に向けても、持続可能な運営を前提に、より良い形を追求していきます。
集まった協力金の使い道は、収受主体である各協議会・自治体が公開します。YAMAPで協力いただいた方にも、その内容をお伝えしていく予定です。
担当者の思い
登山道の整備や自然環境の保全は、これまで多くを自治体の予算と関係者の善意に頼ってきました。それは尊いことですが、財源と人手には限りがあります。私たちは、山を楽しむ登山者自身が、その山を無理なく支えられる仕組みをつくりたいと考えてきました。多くの登山者が日常的に使っているYAMAPだからこそ、新しいアプリを知っていただく必要も、ダウンロードの手間もなく、いつもの登山の延長で山の維持に協力していただけます。この、すでにある登山者とのつながりを山の未来のために活かしたい。それが、YAMAPがこの取り組みを担う理由です。協力は任意で、支払いの有無が登山やアプリの利用に影響することはありません。まだ実証実験の段階です。率直なご意見をお寄せいただけると嬉しいです。
——株式会社ヤマップ 共創推進事業本部長 金海裕市 / 共創推進事業本部 ふるさと納税事業部長 小島慎太郎

【自治体・運営主体(協議会等)の皆さまへ】山岳環境の維持財源に課題を感じていませんか
登山道の維持補修、トイレの管理、それらの費用確保に課題を抱える自治体・協議会等の皆さまへ。ヤマップは、登山者が協力金を届けやすくする仕組みを、YAMAPアプリを通じて提供します。
協力金を収受するのは協議会等の運営主体で、ヤマップはその決済の入口を担います。初期費用の負担なく協力金収受の新たな導線を設けられ、収受実績をデータと登山者属性で把握できます。ご関心のある方は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。
お問い合わせ:YAMAP 共創推進事業本部(お問い合わせフォーム)