いつも YAMAP をご利用いただきありがとうございます。
先月より、市街地を中心とした一部の地図の表示スタイルを国土地理院のものから Mapbox ( YAMAP で利用している地図描画システム)の Street Map (市街地地図)に置き換える対応を行ってまいりましたが、この変更を取り消すことといたしました。
YAMAP の地図は大まかに二種類あります。一つは登山用の地図で、 YAMAP アプリの「のぼる」タブでは赤色の山の形のピンで表示されます。もう一つはそれ以外のすべての地図で、「のぼる」タブではグレーの丸いピンで表示されます。登山で利用していただくことを想定して作られたのは赤色のピンの登山用地図であり、グレーのピンの地図は登山での利用を想定していませんでした。各地図の目的と使い勝手の側面を考慮し、グレーのピンの地図は将来的に国土地理院の地図から Mapbox の Street Map スタイルへと変更を行っていく予定でした。
今回、旭川市や徳島市などの地図を国土地理院地図から Mapbox Street Map へ変更したことで、市街地地図を利用して市街地近郊の山々に登られている方々から「元の地図に戻してほしい」とのご意見・ご要望を頂きました。
いただいたご意見・ご要望を踏まえ、旭川市や徳島市など、地図のスタイルを Mapbox 社の Street Map に変更した地図をすべて国土地理院の地図スタイルへと変更させていただきました。これにより等高線が表示されないという問題は解消いたします。また今後は、日本国内の地図は登山用であるか否かに関わらず、原則的に国土地理院の地図を利用することとします。
一方で、スキー場の地図や日本国外の地図に関しては今後も Mapbox 社の提供するスタイルを利用します。
この度は皆様にご不便をおかけしたこと、また事前のお知らせなく地図の表示を変更してしまいましたこと、お詫び申し上げます。今後、地図の仕様変更を行う際には事前に告知を行うよう徹底してまいります。