YAMAPでは、利用規約に違反している行為を発見した場合にユーザーのみなさんで報告ができるフォームを設けています。報告を受けたものについては基準に沿ってYAMAP側で対応をし、ユーザーのみなさんが楽しく安心して利用できる環境づくりに努めています。
近年、立入禁止区域への侵入報告や通報に対するYAMAPの対応状況に関する問い合わせが増えてきたため、投稿者・報告者の双方が確認できるよう、以下に報告時のフローとYAMAPの運用方針を明記します。
基本方針
利用規約の「第11条 禁止行為」に該当するものについて、不適切な利用とみなして対応を行います。
YAMAPは「登山は自由なものであり、合理的理由なくその活動を妨げられることはない」という認識に立っています1。そのため、単に「不快である」などの理由によって不適切なコンテンツとして取り扱うことはありません。
報告の手段
不適切な利用を発見した場合は、投稿内容を詳しく調査する必要があるため、専用フォームからの報告をお願いします。詳しくは以下のページをご覧ください。
不適切な利用報告を受けたときのフロー
不適切な利用報告があった場合、以下の三つの分類に応じて対応します。
- 明確に不適切な投稿
- 問題を含む投稿
- 不適切とみなさない投稿
1. 明確に不適切な投稿
利用規約に違反している、または以下のことが明らかに読み取れる投稿が該当します。該当する投稿については、強制的に非公開または削除します。特に悪質な場合にはユーザーアカウントを削除します。
【具体例】
- 法律に違反している
- 私有地に無断で立ち入っている
- 自然保護法に違反している(木の伐採など)
- 広告目的の投稿
- 悪意をもって他人の写真をアップロードしている
- 希少植物の位置がわかる状態の写真をアップロードしている
希少植物の情報投稿の制限とは? | YAMAP ヘルプセンター - 公序良俗に反する行為(裸など)
2. 問題を含む投稿
明らかに法令違反や規約違反ではないが、推奨されない行為を行っている投稿です。該当する投稿については、YAMAPから投稿者に対して非公開にすることを依頼します。
【具体例】
- 自治体によって規制されている行為(「立入禁止」「火気禁止」など)を行っている
- 不適切な行為を行っている可能性があるが、投稿内容から明確にそれを判断できない場合
- 許可を得ずに他人の写真をアップロードしている場合
※強制削除を求めるご意見に応じることはできません。
※法令違反ではないが意図的に立入禁止箇所への侵入を煽る行為や生命に直接的に関わる行為は、強制削除やユーザーアカウントの削除を実施する場合があります。
3. 不適切とみなさない投稿
以下のようなケースは不適切な利用とはみなしません。報告があったとしても、強制的に削除したり、投稿者に対して活動日記の非公開依頼を行うことはありません。
【具体例】
- 山行以外の活動日記
- 「個人的に不愉快」などのような理由で報告された投稿
- 個人的な怨恨から不適切報告された投稿
- 公序良俗に反するほどではない行為を行っている投稿
不適切な利用を報告して下さる方へ
- 個人間のトラブルにつきましては、一切の補償・関与はいたしません。
- 「自分が写っている写真が公開されているので非公開にして欲しい」という問い合わせは、ご本人からのお申し出のみ対応します。ご家族やご友人ではなく、ご本人から連絡をお願いいたします。
- 不適切な利用を報告に対し、YAMAPが個別にお答えをすることはありません。またすべての報告に対してYAMAPが対処することをお約束するものでもありません。