いつもYAMAPをご利用いただき、ありがとうございます。
山を愛するみなさんへのお願いです。
YAMAPには不適切な活動日記を運営に報告できる機能があります。実はここ1ヶ月間、不適切な活動日記の報告数が上昇傾向にありました。本記事では、その中で最も多かった3ケースに触れながら、改めてYAMAPを使う上で目を通していただきたい内容をまとめています。
誹謗中傷について
SNSでの誹謗中傷が大きな社会問題となっていますが、山のSNSの側面を持つYAMAPとして、対岸の火事ではありません。
YAMAPは基本的にみなさんの交流や利用方法などに制約を設ける方針ではありませんが、あまりにも攻撃的な発言や誹謗中傷が行われる場合、アカウント停止などの対応を行っています。
山では、法律や規則で定められているわけではなくても、みなさんが暗黙の了解で守っているルールやマナーがあるかと思います。それはお互いが安全に気持ちよく過ごすためではないでしょうか。
山と同じように、YAMAPという場所も、みなさんと一緒に居心地のよい場所へ育てていけたらと思います。
誹謗中傷は「絶対になし」でお願いします。
希少植物の写真投稿
YAMAPでは自然保護のため、レッドリスト(絶滅のおそれのある野生生物の種のリスト)に準拠して、絶滅危惧II類 (VU)以上に該当する希少な植物の写真投稿は控えるようお願いをしています。
とはいえ、撮った写真が希少植物かどうか判断するのは至難の技であるため、YAMAPでは将来的に投稿者が希少植物の写真に気づき、投稿を控えることを促す機能を開発する予定です。機能が追いついておらず、みなさんに負担をかける内容ではありますが、どうかご協力ください。
立入禁止区域への侵入
現地にある立ち入り禁止の看板や、侵入禁止のロープなどを無視して侵入するケースが増えています。
他のユーザーの活動日記などを参考に「別の人が中に入ってたから入った」などの理由で立入禁止区域に入ることは絶対にやめてください。
土地の所有者からのお願いや自治体からの要請などケースは様々ではありますが、YAMAPの地図情報や他のユーザーの活動日記よりも現地の一次情報(看板やロープなど)を優先することをお願いします。現場での判断力と倫理観はアウトドアにおける大事なスキルです。
最後に
YAMAPは山を愛する人たちのプラットフォームです。同じ仲間で傷つけあったり、環境に負担をかけるような行為はやめましょう。YAMAPを居心地のよい場所にできるかどうかは、私たちスタッフとみなさんの行動次第です。しっかりと協力しあっていけたら幸いです。