いつも YAMAP をご利用いただきありがとうございます。
iOS 14 がリリースされ、写真や位置情報のアクセスに関してユーザーの許可設定の手順が変更されました。 YAMAP をお使いの上でも影響を受ける場合がございますのでご注意下さい。以下に注意すべき点をまとめておりますのでご確認下さい。
写真へのアクセス許可
iOS 14 の新しいプライバシーコントロールでは、共有する写真やビデオを選択できるようになりました。 YAMAP アプリがフォトライブラリへのアクセス許可を求める場合、特定のアイテムを選択するか、すべての写真とビデオへのアクセスを許可するかを選択できます。例えば「登山」というアルバムを作成し、そのアルバムへのアクセスのみ YAMAP に許可することが可能です。
変更点
1. アクセス許可ダイアログに「写真を選択…」のオプションが追加
設定された写真のみ、アプリから読み込むように選択することができるようになります。「写真を選択…」を選んで写真をアルバムを選ぶと、選ばれた写真やアルバム以外、 YAMAP アプリからアップロードできなくなりますのでご注意ください。
「すべての写真へのアクセスを許可」を選択すると、これまで通り YAMAP アプリからすべての写真をアップロードできます。
2. アクセス許可設定画面の変更
iOS の設定 -> YAMAP と遷移した先のアクセス許可設定画面にも同様の選択肢が用意されています。最初に YAMAP を開いたときに選んだ設定と異なる設定に変更したいときはこちらから操作して下さい。
3. アクセス許可で「選択した写真」を選んでアプリを再起動すると写真選択の再設定ダイアログが表示
アクセス許可で「選択した写真」を選んだ場合、毎回アプリを再起動する度にダイアログが表示されるようになります。毎回の表示がわずらわしいと思われる場合は 2 の手順でアクセス許可設定画面にアクセスし、許可設定の見直しを行って下さい。
位置情報へのアクセス許可
iOS 14 の新しいプライバシーコントロールでは、正確な位置情報をアプリと共有するかを設定できるようになりました。正確な位置情報を共有しない場合、おおよその位置情報が使用され、 YAMAP アプリで正しい位置情報を取得することができず軌跡を正しく記録できませんのでご注意ください。
変更点
1. アクセス許可ダイアログで「正確な位置情報」が追加
「のぼる」タブなど、位置情報を必要とするタブを開いたときに表示されるダイアログの内容が変更されました。このとき正確な位置情報をオフにすると、図中右のように大まかな位置情報しか YAMAP アプリは取得できません。
2. アクセス許可設定画面に「正確な位置情報」が追加
写真の場合と同様に、アクセス許可設定画面にて正確な位置情報を共有するかどうかを設定する項目が追加されています。もし、はじめのダイアログで「正確な位置情報」を許可しなかった場合、この画面から設定を変更することが可能です。
3.「正確な位置情報」の設定によって位置情報の精度が変わる
「正確な位置情報」がOFFの場合、10平方マイル(約25.9平方キロメートル)までのおおまかな位置情報の取得に限定されます。活動中の軌跡が正しく取れませんので、 YAMAP アプリに「正確な位置情報」の利用を許可いただくようお願いいたします。