いつもYAMAPをご利用いただきありがとうございます。
YAMAPアプリv10.16.2とウェブサイトで、天気予報の機能がアップデートされました。「ウェザーニュース」アプリの運営元である株式会社ウェザーニューズの天気予報データを活用し、より正確できめ細やかな天気予報を提供いたします。
予測精度No.1のウェザーニュースのデータを利用
ウェザーニュースは、気象庁などが設置している約1,300地点のアメダスなどに加えて、全国に約1.3万地点の気象観測網を構築しています。さらに小型気象観測機3.5万台をウェザーニュースユーザーに配布するなど、日本最大の気象観測ネットワークを活用した精度の高い予報が強みです。ウェザーニュースはこの膨大なデータと、独自に開発した気象予測モデルを組み合わせて、局所的な天気予報を可能にしており、山頂付近のピンポイントな予報にも活用ができます。
※ウェザーニュースの予報精度No.1表記についてはこちら。
【プレミアム機能】標高などを加味した、正確な10日天気予報
これまでYAMAPプレミアムの天気予報機能では、実際の山岳の天気ではなく、ふもとの予報データを表示していました。例えば、富士山の天気予報ではふもとの富士吉田市の情報を表示していたため、夏場の最高気温が31℃というような表記となっていました。
今回のリリースでは、ウェザーニュースのきめ細やかなデータを元に標高などを加味した情報が表示されるようになります。例えば、富士山の最高気温は12℃、最低気温は2℃というように、より正確なデータが表示されます。また、猛暑や雷といったこれまでは表示できなかった情報もお届けできるようになりました。
※無料ユーザーの方にはこれまで通りふもとの天気が表示されます。
【プレミアム機能】すべての山で、1時間ごとの気象予測
これまでYAMAPプレミアムユーザーの方は、1時間ごとの気象予測を特定の地図に限り確認することができましたが、今回のアップデートによって約20,000座の山・約4,400個の地図すべてで、1時間ごとの気温、降水量、風速、風向を48時間先まで確認できるようになりました。
10日間予報でどの山に登るかを決め、48時間予報でどんな防寒着や雨具を持って行くかを決める、というような使い方ができます。
今後について
今回のアップデートにより、天気予報の精度が上がり予報を見られる山が増えましたが、画面の見た目はほとんど変化がありません。今後は、ウェザーニュースのさまざまなデータを活用し、より一層便利な天気予報をお届けできるよう改善していく予定です。
新しくなった天気予報を活用して楽しい山歩を
山に登るなら晴れの日の方がよいのは当然として、ただ快適に登るためだけでなく、遭難予防の観点からも天気は重要です。「気象遭難」という言葉があるように、急な天候悪化が原因で山で遭難してしまうことがあります。
新しくなったYAMAPの天気予報を活用して、ぜひ安全で快適な山歩を楽しんでください。最新バージョンのYAMAPアプリは以下からダウンロードできます。
※ご注意事項
YAMAPアプリv10.16.2以前のバージョンでの天気予報表示は2023年10月31日をもって終了させていただきます。天気予報をご利用の方は是非、最新バージョンへアップデートしてYAMAPをご利用ください。