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本日(2019年12月11日)のリリースで、活動日記詳細の活動データで表示している累積標高(上り、下り)および標高グラフの表示に、国土地理院提供の標高タイルを利用するようになりました。
これまで累積標高や標高グラフの表示にユーザーの皆様の端末から送られてくる GPS データを使用していましたが、端末ごとに GPS チップの性能にバラツキがあり、特に Android 端末で累積標高が多めに出ることがありました。これまでも計算式の調整などで異常値の除外を試みて参りましたが、こういった手法には限界があり、このたび、国土地理院提供の標高タイルと GPS の緯度経度を照合し、標高タイルから取得した標高値によって累積標高を計算するように改善しました。これにより、ほとんどのケースで累積標高の値が実際の値に近い数字になることが期待されます。
今後保存される活動日記に関してはすべて国土地理院の標高タイルを用いて累積標高、標高グラフを表示します。過去の活動日記のデータに関しても、今後数週間以内に再計算を終えて標高タイルを用いたデータに更新する予定です。また、この標高タイルの標高値は活動日記の活動データのほか、「これまでの統計」画面でも使用されます。
なお、標高タイルに関して詳しくは、国土地理院のウェブサイトをご覧下さい。